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ジョアン・リラ
(Joao Lyra、本名:Joao Pinheiro de Andrade Lyra Filho)



 ブラジル北東部(アラゴアス州サン・ジョゼ・ダ・ラージェ)出身。レシフェの連邦大学音楽学部にて、ジョゼ・カヒオンに師事し、クラシックギターを学ぶ。その後、ペルナンブーコ州立音楽院で教職に就き、9年間教員を務める傍ら、演奏者・編曲者・作曲者としてオルケストラ・ジ・コルダス・デジリャーダス・ジ・ペルナンブーコ(弦楽合奏団)などで活動。後にリオに移住し、カメラータ・カリオカに参加。  87年、エリゼッチ・カルドーゾ、アルタミーロ・カヒーリョ、ジンボ・トリオ、カメラータ・カリオカ改めショーロ・カリオカと共に初来日。その後、シヴーカのバンドに6年間在籍し、欧州ツアーにも参加。シヴーカとは2枚のアルバムをレコーディング。幼少期よりブラジルのノルデスチ(北東部)の音楽を自らのアイデンティティとしてきたジョアン・リラがシヴーカとペアを組むことは完璧なことであり、数々のジョアンの作による曲をレコーディングした。また、ピアニスト、クリストーヴァン・バストスとは15年間デュオを組んでおり、オリジナルの他、エルネスト・ナザレー、ピシンギーニャ、ジャコー・ド・バンドリン、パウリーニョ・ダ・ヴィオラなどの作品を含む幅広いレパートリーを持つ。  ギタリストとして数多くのMPBアーティストのアルバムに参加(ナナ・カイミ、ガル・コスタ、ジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローゾ、シコ・ブアルキ、ジャヴァン、イヴァン・リンス、アルセウ・ヴァレンサ、エミリオ・サンチアゴ、アルシオーネ、ミルチーニョ、シモーネ、ジョアン・ボスコ、マリア・ベターニア、マルチーニョ・ダ・ヴィラ、ゼカ・パゴジーニョ、ミウシャ、など)。 ノルデスチのショーロで語る自身の作品を収録した初のアルバムのレコーディングが2014年1月に完了し、3月に発売。


 
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